記事の一部を修正しました。いなフリ・つるフリ5期に参加から約2年経過して感じたことなどを追記しています。
【いなフリ・つるフリ5期の1週目の記事はこちら】
【2週目の記事はこちら】
【3週目の記事はこちら】
こんにちはライターのニカイドウです。
3月22日、田舎フリーランス養成講座・つるフリ5期が終了しました。
本当にあっという間の1ヶ月でした。
最終週、諸事情で火曜から木曜の間わたしは地元に戻っていました。
一度離れていた分、今後どうするか考える時間が多くあり、自分と向き合う機会にもなりました。
また今まで一緒に参加したつるフリのメンバーについて紹介ができていなかったので、ここで紹介したいと思います。
・いなフリ・ワークキャリアに興味がある人
・いなフリ生の体験談を知りたい人
・今とは違う働き方をしたい、知りたい人
いなフリ・4週目 16日目 「人のために働く」という気持ちを再確認したAI会
自己理解ワークをするために行ったカフェで食べたケーキ
4週目の月曜日はAI会と言う自己理解のワークをしました。
AI会では自分のことを50分間話し続け、
自分がどう思っているか、無意識のうちにどのようなことを考えているか気づくというものです。
諸事情で火曜日から木曜日まで地元へ帰るために夜には都留を出る予定だったため、
午後の空き時間を使ってやどかりこさんとならみおさんと一緒に近くのカフェに行って行いました。
わたしは下記のような話をしました。
・人を助ける仕事がしたくて大学では社会福祉を専攻し、介護のケアスタッフ・ケースワーカーをしていたこと
・上司とうまくいかず「ケースワーカー失格」など言われてだんだん鬱のようになってしまったこと
(フォローしておくとわたしもミスが続くなど悪い点がありました。上司も感情的になりやすくわたしがケースワーカーになる前に短期間で4人たて続けて辞めていたことなど)
・会社で働く以外の選択肢があること、何らかの理由で会社勤めが難しい人たちにフリーランスのような働き方があることも知ってほしいこと
自分がどんなことを話せばいいのか迷ってしまうこともありましたが、
ならみおさんたちが助言してくれたこともあり50分話を続けることができました。
話し終わってから思ったこととして、
わたし自身会社で働くことに自信がなくなってしまっていたので
会社に行く以外の働き方、自宅などで仕事をするという選択肢もあることなどを
わたしが一人暮らしなどを実現しモデルとなって
いつか同じように働くことに困っている人たちの援助をしたいと言う気持ちがあることに気づきました。
会社を辞めたとき、
「介護の人手が足りなくてがんばったたのに、あんな風にされるならもう人助けなんてしたくない。
もう親身になって人と関わったりしたくない。なるべく人と関わらない仕事をしたい。」
という気持ちでした。
ずっと思っていた「人を助ける仕事をしたい」という気持ちは全然ありませんでした。
いなフリに来てから、メンターの方々が
「地域のために働きたい」
「キリスト教についてクリスチャン以外の人たちにも理解を深めてもらいたい」
「子どもの教育にフリーランスとして関わりたい」
などしっかりと目的や夢があることに対して、自分はそういうものがないことを気にしていました。
わたしがいなフリに来た理由が、
「とにかく会社に属さなくても収入を得て生きられるようにサイト製作などの技術を身につけたい」
という考えが一番でした。
自分が苦しい気持ちで働くのが嫌だ、もっと自由な働き方をしてみたいなど
とにかく自分自分……というような自己中心な考えが恥ずかしいような気持ちでした。
ただ、話していて今はまだ仕事を辞めて2~3ヶ月ほどしか経っていないことや、
今まで不登校などにもなったことがなく、
介護の仕事も休職するまで自分なりに順調に過ごしていたわたしにとって、
メンタルをダウンして仕事を辞めたことが大きな出来事のように感じているのだと思いました。
今は自分のことで必死ですが、
いつかは自分の経験を人のために活かしていきたいと思う気持ち、
「人のために何かしたい」という気持ちがちゃんとあったことにどこか安心しました。
まだサイト制作の勉強して仕事もこれから獲得していくような状態ですが、
この目標忘れずに取り組みたいです。
【いなフリから2年経過して】自分のことで手一杯状態から変わったこと
【2021/04 追記】
いなフリから2年経過しました。
今また介護や福祉の仕事をしたいかと言われると、
転職したWEBデザイン関係の仕事が楽しくてそちらに仕事に集中したいという感じです。
ただ、いなフリ中は、元々の仕事のイメージもあって
人を助ける仕事=介護・福祉の名前のある仕事(介護ヘルパー・ソーシャルワーカーなど)みたいなイメージでした。
しかし、フリーランスでオリジナルティのある働き方をしている人たちを見て、
「まだ自分が気づいていない、名前がついていないような人を支えるような仕事があるのかもしてない」と考えるようになりました。
そんな風に考えるようになった結果、
人から紹介され、生活介助の仕事をしていた経験と、全然活かしてなかった保育士を活用して
ベビーシッターと家事代行の仕事をフリーランスで一時期していました。(現在は休会しています。)
ベビーシッター・家事代行の仕事も最初は「また介護の時みたいに怒鳴られたりしないか不安」みたいなネガティブな気持ちが強かったです。
しかし、段々慣れてくると勉強の合間に、自分のペースで働けたということもありちょっとした社会復帰の練習みたいになってました。
わたしとしてはベビーシッター・家事代行の仕事経験は人の役に立つ仕事で、
かつ自分が無理せずに働けたというように思っています。
同時にそれまで人手不足などから何か自分に無理をしてずっと仕事をするような癖ができていたことに気づきました。
無理をしなくても仕事はできると実感してから、
いなフリ中感じていた、苦しい気持ちで働くのは嫌だ、もっと自由な働き方をしてみたいなど
自己中心な考えが恥ずかしいような気持ちも気づいたら消えていました。
働くことに対して今は
「自分を大切にする・守ることは決して悪いことではないし恥ずかしいことではない。他人も自分も無理をしないようなやり方はないか」
と考えるようになりました。
一緒に参加したいなフリのメンバー紹介をします!
木曜日の夕食のちらし寿司! 夕飯の時間には都留に戻れたのでよかったです。
火曜日から木曜日の間は諸事情で地元に戻っていました。
しかしこの期間もTwitterなどでいなフリ参加者によるお絵かき講座や、
ラッピング講座などが行われており私も参加したかったなぁと思いました。
これまでの1~3週目まで1日ごとに何をしたか書いてきましたが、
不在中のいなフリ出来事はさすがに書けないため、今回のいなフリ・つるフリ5期参加者の紹介をします。
はっしー(@yoshiko20jul)
旅行会社の会社員。いなフリ中も職場と都留の往復をしていてすごいアクティブでした。
朝に弱いと話していてたまに寝坊していたのですが、必ず間に合って身支度ばっちりでした。あの手早い身支度はすごいと思う…!
いなフリ中に動画編集に挑戦して、最終日にメンターへのお礼の動画作成をしてくれました!
やまちゃん
元デパートの社員さん。真面目でこつこつとライティングに取り組んでいました。
わたしが地元に戻っていた間に、デパートでの経験を活かしてラッピング講座を開講。
テラコに戻って来たらティッシュの箱、ボードゲーム・カタンの箱などあらゆるものがラッピングされていました。笑
てっしー
今年卒業する芸大生。「愛について」という題で朗読会を開催しました。意外と酒豪。
自分モットーを話した時には芸大生ならではの美術観に基づく話をしていて、
いなフリイチみんなが聞き入っていたのではないかという語りをしていました。
また芸大生らしく?言葉選びのセンスもあって、
わたしの「オタクの極み」という称号が爆誕したり、数々の名言が生まれたりしていました。笑
るま(@chrst48)
4月から会社員になる大学生。今回の参加者の中で最年少でした。
るまは転校した学校で「ルーマニアからきたルマオです。」とふざけて自己紹介したのがきっかけだそう。その流れでルーマニアについて記事を書くことになっていました。笑
最終日の打ち上げで感極まって泣きそうになってたのを見てもらい泣きしそうになりました…。
たけち(@takechi0318)
石川県で学生向けのイベント企画などをしています。いつの間にかニックネームが社長になってました。
いなフリ中に誕生日が来て23歳に。貫禄がありすぎて「本当は32歳でしょ?笑」とからかわれたりしていたのですが、誕生日が来るまでわたしは本気で30歳くらいだと思ってました。笑
たにきち(@tanikiryo)
多摩で地域おこし協力隊に参加されている方。ラジオが好きでボキャブラリー豊富で、物事についてもしっかりと考えている人でいつの間にか「谷木塾」なるものができていました。笑
休みの日にイカ墨パスタを作ってもらいごちそうにもなりました!
しおじい(@siomaga2)
パーソナルトレーナーの経験を活かして、しおじいのストレッチコーナーがいなフリ中開催されていました。
本人はパーソナルトレーナーはやめるつもりだったそうですが、とても好評だったこともあり旅するパーソナルトレーナーを目指すということ。ぜひ活躍して欲しいです…!
わっきー(@otsumami082)
~みんなのメモより抜粋~
・何を言っているかわからないことがあったけど、毎回筋は通っているので尊敬してます!わっきーさんのネガティブ語録集を作って欲しい!(るま)
・名言を集めてみました。
「僕は前が見えません」
「今日の納期おわんない」
「日本中とか関係ない」
「これは、イラストやの絵です」
「これ、読んでないっすけど」
「黄昏、夜、166回再生」
「先輩としてドヤ顔したい」
「僕高田馬場なんで、近いですね。会いたくないと思いますけど」
(しおじい)
・\天才/ \天才/ \天才/ \天才/ \天才/
\一日は24時間しかない!/(ゆーみん)
・そのまま突き進んでください (たけち)
ゆーみん(@yum1u3u)
イラストからサイト制作のコーディングなど色々なことに詳しい図解屋さん。
絵を描くのが得意で、お絵かき講座を開いてました。高円寺のブロバー開設作業などに参加しています。
2拠点生活実現のために下記のようなことも参加しているので興味ある方はぜひ!
#polca ピックアップされてる…!ありがとうございます😭
▼すでに3往復くらいぶん集まりましたが、引き続き継続中です。よろしくおねがいします。https://t.co/41HnId2kHt pic.twitter.com/sZX49hL5xi
— 酒本ゆうみ/イラストレーター (@yum1u3u) March 19, 2019
さよちゃん(@sayoodekensaku)
イギリスにワーホリ中。いなフリは長期休暇を利用して参加したとのこと。
コナンが好きと話していたので、いつかコナン鑑賞会を開きたいです…!
こつこつとライティングをしている…だけではなく、
ASMRの動画を撮ったり何やら他にもいろいろしてたり
裏自分の事業計画?を着々と進めていたことが最終日に発覚しました。笑
みずりん(@mizulin_hcmb)
しっかり者でサイト制作に挑戦していたのですが
「自分が納得できるものを作る」と製作者マインドもしっかりと持ち合わせています。
小柄な方なのですが、パワー溢れる方です。言い回しがストレートで聞いていると爽快です。笑
よくお互いサイト制作のこと相談したりしてました。ありがとう
一貫していた優しい雰囲気のつるフリ5期
河口湖へ出かけたときに食べたブルーベリーアイス
初日にならみおさんから「優しい雰囲気のある都留フリ5期生」とお話があったのですが、
これは1ヶ月経っても変わらないつるフリ5期のよさだと思いました。
みんな色々な経歴の持ち主で、年も10歳以上離れているメンバーがいるなどしましたが、
いつもメンバーを迎え入れる雰囲気のあると感じていました。
自分の考えを誰かに押しつけるようなこともなかったのが「優しい雰囲気」要素のひとつではないかと思っています。
「誰か途中でバックレちゃうんじゃないか心配でした。」と
メンターでお話されている方もいたのですが、
そんなことはなかった理由の一つがこの雰囲気もあると思います。
積極的に会場準備にみんな取り組んだり、
いいことがあったら拍手を送る、相手のいいところをどんどん伝える…などなど
居心地がよくて4週目は「もう終わっちゃうのか…」という気持ちにもなりました。
最終日、河口湖自然生活館(大石公園内)への帰りの車の中で、
「一年後につるフリ5期の同窓会開きたいね」という話が出たのでみんなと協力して開きたいです。
金曜日 最終日!自分の事業計画発表をしました
1週間前霜柱が立っていた場所につくしが生えてきていました。
最終日、自分が今後どのようにしていくか発表していく自分の事業計画発表会がありました。
それぞれ目標がありとても濃い内容で聞いている時間の方が長かったのですが、
全員聞き終わったときとてもパワーを使っていました。
私はここで今後フリーランスとして働きながら一人暮らしを続けていたいと話をしました。
フリーランスならシェアハウスなどで暮らす方が周りに仲間もいて良いのではないかと言う話も
あったのですが今私は一人暮らしをしている場所がとても好きだと言うこと、
AI会で話したようにいつか会社員として意外の働きかたがあることや
フリーランスの希望者のサポートをする時に
一人暮らしをしながら独立できるとサポートの役に立つのではないかと言う思いがあり、
一人暮らしの分家賃代などがかかりますが今の土地に住みながら生活することを決めました。
まだきちんとした稼ぎなどができていないこと、サイト制作もさらに勉強が必要ですが
いなフリに参加する前より働くことに対する不安が薄らいだように思います。
フリーランスとして働いている人たちはどのように過ごしているか、
この1ヵ月でさらに詳しく知ることができたのが理由の1つだと思います。
またいなフリを通して働くことに対して前向きに向き合うことができました。
自分ができることがまだ気づいていないだけで、たくさんあるんじゃないかと言う
感覚が生まれたのがきっかけだと思います。
今後、各地のコワーキングコミュニティーに顔を出して、いろんな人たちと交流してみたいと言う
気持ちもあるので勉強しながらよりフリーランスについて詳しくなっていきたいです。
最終日のサプライズ
最終日の打ち上げで、いなフリ受講生からメンターの方たちへ、スライドショーと電子色紙をプレゼントしました。
そしてメンター陣からも一人一人色紙のプレゼントがありました!
私はいなフリ前にメンタル面でダウンして仕事を辞めてしまったこともあり、
心の弱い人間なのかなと思っていましたが
メッセージに書かれている言葉にすごく勇気をもらいました。
いなフリのテーマは「自分史上最も成長する1ヶ月にする」と言うのですが、
私の場合、仕事を辞めてなくしてしまっていた働くことに対する自信を取り戻し
再生する機会になったのではないかと思います。
まだ不安なことや取り組むべき事はいろいろありますが
前向きに取り組んでいきたいと思えるようになったいなフリでした。