WEBデザインの勉強をするならスクールに通った方がいい

仕事

こんにちは、ライターのニカイドウです。

現在、WEBデザイナー・ECサイトの運営をする仕事をしています。

現在の仕事に就職してから約1年6ヶ月ほど経ちますが、まだまだ勉強することがたくさんあると日々感じています。

わたしは元々独学でWEBの勉強を始めて、途中からPCスクールに通いはじめてカリキュラムを終えてから就職をしました。

独学からスクールに切り替えたのは独学での勉強に限界を感じたからです。

元々、別職種で働いていたためWEBデザイン関係の仕事は未経験で

業界のこともネットや求人を見て調べるまで全然知らない状態でした。

そのような状態だっため、独学を始めて勉強していた時も就職に関係することも

よくわからなくて度々時間をかけて調べていて、

「すでにWEBデザイナーになっている人や、デザイナー養成の先生がいるような環境にしたい」

と考えるようになり独学からWEBデザインのスクールでの勉強に切り替えました。

スクールに通って感じたことは、

「未経験からWEBデザイナーを目指すならスクールにきちんと通った方がいい」ということです。

独学一貫でWEBデザイナーになる方や様々な理由でスクールには通わないで勉強している方もいると思います。

ただ、独学もスクールでの勉強もしたわたしの経験ではやはりスクールのような勉強するための場所に通う方がいいと思っています。

今回は、実際にPCスクールに通った私が感じたメリットについて紹介していきます。

こんな人におすすめ!
・未経験からWEBデザイナーを目指している人
・PCスクール・デザインスクールでの勉強に興味がある人
・WEBデザインの勉強・就職状況を知りたい人

勉強のわからないところをすぐ聞ける

独学の時多かったのが、
自力でわからないことをなんとかしようとして、無駄に時間をかけてしまうことでした。

例えばコーディングが上手くいかなくて、何が原因かずっと探して、結局初歩的なタグのスペルミスを見落としていただけだった…というような時間です。

デザインの勉強を始めたばかりのころのは特にコーディングのスペルミスや
ソフトの設定を誤って操作していつもの動きにならないというようなミスが多かったです。

そのたびに独学だと自力でなんとかすることになり、
デザインやソフトに慣れた人に見て貰ったら5分くらいで解決することも、
30分以上時間をかけていて思うように勉強が進まないようなことがありました。

自力でなんとかすることも、自分の成長に繋がることもあります。

しかし、わたしがスクールに通っていた時は無職で、

なるべく早くスキルを身につけて就職に繋げる必要がありました。

そのため、スクールに通うようにしてからは、自力で探す時間を自分の中で決めて、

それ以上かかるなら講師に聞くようにして、勉強するようにしていました。

講師の方に聞くとやはり教えることに慣れていて、

質問したことに対してプラスアスファの説明もして貰えることもよくあり

独学の時とは違う、わからないところをすぐ質問できる、

解決して勉強に集中できる環境に安心感がありました。

自分のレベルをより客観的に知ることができる

スクール通うまで一番よくわからなかった点が、

どのくらいできるようになれば自分のスキルが就職に繋がるかよくわからないということでした。

独学の時はテキストをこなしたり、プログラミング学習サイトなどに登録して

一通りカリキュラムをこなしなどはしていました。

しかし、デザインやコーディングスキルについて求職・転職で考えた時、

求人などを見ても「経験者優遇」「実務経験~年」などすでに業務経験のある人に対する

条件の方が詳しいことが多く、

未経験の場合の具体的なスキルレベルなどはあまり書かれていないことが多く、

客観的な自分の現在のスキルについてよくわからない感じでした。

職種によっては、職業訓練校に通い資格を取れば就職に繋がるなど基準のようなものがあります。

しかし、WEBデザインの場合、そのような具体的な指標のようなものがなく

「最低限必要なコーディングスキルとはどのくらいなのか」

「デザイン関係のソフト(Adobeのソフト)などはどの程度扱えれば就職できるのか」

など疑問に思って調べても人や、会社によってバラバラで結局よくわからない状態でした。

独学の時は、デザイン関係のソフトを使えるレベルが転職だとどの程度を提示されているのか

よくわからなくてやみくもに勉強しているような部分がありました。

(わたしの場合、独学からスクールでの勉強に切り替えた時点で、

エディターを使ってコーディングはできるけれどAdobe系のソフトの使い方はほぼ触ったことがない

ような状態でした。)

スクールに通ったことで、就職に繋がるカリキュラムやコースを用意されていたため、

悩んでいた客観的な自分のスキルや就職に必要なスキル基準を把握することができました。

例えば、わたしが通ったスクールでは、WEBデザイナーコースの勉強として、

・Adobe Photoshop (画像加工)
・Dreamweaver (エディターの利用方法)
・HTML CSS (コーディングの基礎・応用)
・ポートフォリオ作成演習
などがありました。

スクールの授業の後半から転職の準備としてポートフォリオの作成や求人の応募などをしていました。

また、就職に必要な技能やスキル以外に業界の現状などを講師の方から教えてもらいながら

勉強に取り組むことができました。

客観的に自分の状態がわかったことで、

実務経験のある人と未経験の自分のスキルの差などに不安を感じる部分もありました。

しかし、今足りない部分・勉強が必要なスキルがわかったことで、

独学で勉強していた時より効率よく就職に繋がるような勉強や転職活動ができました。

WEBデザインスキルの証明になった! WEBクリエイター能力認定

スクールに通うまでWEBデザインには具体的な資格はないと思っていました。

しかし、実際にはWEBクリエイター能力認定という試験がありました。(スクールで教えてもらい初めて知りました。)

Webクリエイター能力認定試験|資格検定のサーティファイ
W3Cに完全準拠した、セマンテックなマークアップスキルを測定する「Webクリエイター能力認定試験」の公式ホームページ。Webクリエイター能力認定試験は、Webクリエイターに必要とされる、Webサイト制作のデザイン知識およびWebページのコーディング能力を測定・評価する認定試験です。試験に関する詳しい情報はこちらでご確認...

このWEBクリエイター能力認定、ざっくり言うと、

未経験でも「これくらいのコーディングやデザイン・レイアウトができます。」

というような証明になるような資格でした。

試験の内容はスクールで勉強したコーディングなどができれば、

合格できるくらいの難易度でかつ、実際に仕事でコーディングする時に必要な

ユーザビリティ・アクセスビリティなどを踏まえているようなテストでした。

このWEBクリエイター能力認定にも挑戦して無事に合格することができました。

WEBクリエイター能力認定の資格を取得ができたことで、未経験でもどのくらいのスキルを

持っているか客観的に証明されるようになり就職でのアピールなどにも活かすことができました。

デザイン系のソフトの扱いを学ぶ以外の学び、就職での強みもあった

独学からスクールの勉強に切り替えたことでよかったこととして、

具体的にしてきたことや勉強時間(スクールでの学習時間)を就職の面接などでアピールにつながり

転職しやすくなったことがありました。

まずスクールに通って勉強していたということ自体で、

就職するためにスクールに定期的に通うくらい熱量があると見られてました。

また、わたしの場合、半年かかるスクールの学習を短期集中で4ヶ月ほどで終わらせたことを、

「こつこつと地道に努力することが得意で、

仕事に置いてもコーディングやデザインの細やかな作業に集中して取り組んでいきたい」

というような感じでスクールでの勉強姿勢も面接の自己PRにしていました。

また、スクール側からも就職につながる勉強をアピールにしていたため、就職について相談して

サポートなどもしてもらっていました。

また、これまでに何人もWEBデザイン関係の就職支援をしているプロということもあり、

自分のような社会人で未経験から転職しようとしている人たちの支援にも慣れているような印象でした。

スクール側の就職支援もあり、カリキュラムを8割方終えたころから就職活動を始め、

全てのカリキュラムを終えた一月後には無事に就職できました。

まとめ 勉強しやすい環境を作ることが大切

独学とスクールでのWEBデザインの勉強をしたわたしの経験を紹介しました。

独学とスクールどちらの勉強方法も経験して感じたことが、

自分が勉強しやすい環境をつくることの重要さでした。

独学で勉強していた時は、一人暮らしの自宅で勉強することが基本で、

誰もいないことで気が緩んでついサボってしまうことや、

勉強で困った時にすぐに誰かに頼れないという環境に不安を感じていました。

スクール通うことで具体的なカリキュラムがあり

スケジュールも組みやすくなり目標を明確に持てるようになりました。

また、お金かけてる分絶対学んだことを自分のものにするというモチベーションに繋がっていた部分もありました。

一人だとだらけてしまっていた時間を、

次のスクールまでにここまではできるようにするというような目標にも繋げられました。

社会人になってからWEBデザイナーに転職する場合、次の転職までに経済面などで

タイムリミットがあるような人も多いのではないでしょうか。

おそらく独学で勉強したままだった場合、未経験で業界のことも詳しくなかったわたしはもっと

WEBデザインの勉強も就職ももっと時間がかかっていたと思います。

独学とスクールで比べた時、勉強しやすい環境は的確なサポートや勉強の仕組みがあるスクールでの勉強です。

限られた時間を有効に使うなら、スクールでのWEBデザインの勉強をおすすめします。

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